姫路市は、創立70周年を迎えた信金中央金庫(東京)が各地で展開している地方創生支援の記念事業「SCBふるさと応援団」から1千万円の寄付を受けた。
同スキームは、信金中金が企業版ふるさと納税の仕組みを活用して2020年度に創設した10億円の基金をもとに、信用金庫が本店を置く地方公共団体の行う地域創生事業を資金面で援助するもの。同市には人手不足で悩む企業が多いことから、地域密着型の就職支援サイト運営やインターンシップイベント、オンラインジョブマッチングの実施など同市が展開する雇用促進プランを支援してほしいと播州信用金庫(姫路市南駅前町、和田長平理事長)が推薦したことで選ばれた。
信金中金神戸支店の小平敏宏支店長と播信の宮﨑八千代常務理事が2月4日、市役所に清元秀泰市長を訪ねて目録を贈呈。清元市長は「人材育成と地域活力の振興に頑張りたい」と感謝を述べた。