忠臣蔵で知られる播州赤穂(兵庫県)を舞台にした赤穂シティマラソン大会が、11月13日に開かれる。新型コロナの影響で3年振りの通常開催。
種目は、アップダウンのある御崎を周回するハーフマラソン約21㎞、息継ぎ井戸を折り返す5㎞、赤穂城や城南緑地公園を駆ける中学生3㎞、ファンラン3㎞、車イス1.5㎞で、いずれもスタートとゴール地点は赤穂城南陸上競技場(同市加里屋)。
ゲストランナーとして、リオデジャネイロ五輪男子マラソンにカンボジア代表で出場したタレントの猫ひろしさんと女子プロサッカーチーム「ASハリマアルビオン」の選手らが出場。猫さんはハーフマラソンに5分遅れで出走し、猫さんよりも早くゴールした参加者には直筆メッセージカードを贈るなど嬉しい特典を用意してくれる。また、スペシャルアンバサダーとして北京五輪女子5千m代表の小林祐梨子さんもハーフマラソンに参加し、大会を盛り上げる。
定員は全体で4千人。ハーフマラソンと5㎞走は高校生以上、ファンランは3㎞を30分以内に走破できる人が対象。参加費用は、ハーフマラソン5500円、5㎞走3千円、市内中学生(備前・上郡町含む)500円、市外中学生1千円、ファンラン2500円、車イス1500円。参加者にはタオルやTシャツ、マスクなどオリジナルグッズを贈るほか、完走するとWEB記録証も。また、ハーフマラソン総合1位の男女各1人には「スポーツニッポン新聞社賞」が贈られ、赤穂市内から参加した男女別の最高順位の選手は、「一関国際ハーフマラソン」、参加者の中から抽選で男女各1人に「愛知県西尾市にしおマラソン」への出場権も与えられる。
当日は8時50分から開会式があり、10時からハーフマラソン、10時20分から中学生やファンランなどが順次スタートし、13時30分頃に終了の予定。
参加は、8月31日までにWEBサイト(http://spoen.net/、http://runnet.jp)から申し込むか、同大会パンフレットに付いている郵便振替用紙や、ふるさと納税からも受け付けている。定員になり次第締め切り。問い合わせは実行委員会事務局(電話0791-43-6869)。