任期満了に伴い来年4月18日告示、23日投開票される福崎町長選に、現職の尾崎吉晴氏(66)=無所属=が再選を目指して立候補する意向を表明した。12月16日の町議会最終日に閉会挨拶の中で「災害に強い、子どもから高齢者までが安心して暮らせる、笑顔あふれる町を目指す」と決意を述べた。
続いて会見し、2期目の政策を発表。教育環境の充実と子育て支援を最重要施策に位置付け、学校給食費の段階的無償化や校舎の長寿命化工事、特別教室でのエアコン整備に取り組む考えを説明した。
尾崎氏は副町長時代の2019年、前任町長が死去したため急遽実施されることになった町長選に、区長会や有力企業関係者、複数の町議らから求められて立候補し、無投票で初当選した。1期目には学校の普通教室エアコン整備、高校生までの医療費完全無料化、東部工業団地の拡張整備、JR福崎駅前への商業施設誘致などに取り組んだ。
兵庫県立姫路工業大(現県立大)卒。1978年に福崎町役場に入り、出納室長や住民生活課長、総務課長などを務めた。同町田口。
同町長選で立候補を表明したのは今のところ尾﨑氏のみ。立候補予定者説明会は2月26日9時半から同町役場で。