姫路市選出の五島壮一郎県議(38)=自民党兵庫=が12月13日、姫路キャッスルホテルで「2022政経セミナー」を開いた。講師は齋藤元彦知事。五島県議の企業後援会「壮新会」(会長・藤井正隆フジコー会長)のメンバーを中心に約300人が集まった。
齋藤知事は「躍動する兵庫」を標榜して昨年7月に初当選し、これまでの1年間に取り組んできた新県政の内容を行政テーマ毎に丁寧に解説。最後に「齋藤県政はまだまだ道半ば。実現のためには政治生命を賭けて一緒に戦ってくれた盟友の助力が欠かせない。支援者一人ひとりの力をもっと大きな輪にしてほしい」と参加者に呼びかけた。
また、来賓として党県連会長の末松信介参院議員や清元秀泰市長らも参加。松本剛明総務相は公務で帰郷できなかったが、代理で孝子夫人が挨拶した。
孝子夫人は、松本氏が初めて自民党公認で立候補した2017年総選挙を思い起こし、「両家は同じ道を歩んできたわけではなかったが、広畑校区で開いた集会で五島先生は心を決めて松本のために演説してくれた。この時の感激は忘れない」と感謝。続けて「国、県、市の自民地元議員の絆がさらに広がるよう大きな力になって」と期待した。
五島県議は、来春に3期目を賭けた統一選挙に臨むに当たり、「『わくわく』『わかりやすく』『わかわかしく』の3つの『わ』で共鳴した齋藤知事と県政を進める。評論家でなく、常にプレイヤーとして実行していく。絶大な支援を」と求め、深々と頭を下げた。