グローリーがベトナムにソフト開発会社 海外市場でDXを加速

経済・企業

 通貨処理機最大手グローリー(姫路市下手野)は、海外市場向け通貨処理機の遠隔監視と店舗DXを支援するデジタルサービス「UBIQULAR(ユビキュラー)」などのソフトウェアを開発する現地法人「グローリー・ソフトウェア・ベトナム」(清水忠社長)をベトナムに設立した。同社の100%出資で、資本金は200億ドン(約1億1200万円)。
 現在、海外の金融市場とリテール市場では、通貨処理機をIoT化して稼働状況や現金在高を遠隔監視するとともに、収集したデータを分析・活用することで、迅速な保守対応や最適な資金管理を実現する「ユビキュラー」のニーズが高まっている。今後、同サービスのさらなる機能拡張や使い易さ向上を加速させるため、ソフトウェア開発会社では同社初となるアジア現地法人を設けることとしたもの。
 設立先は、高度人材の供給事情や人件費などを中国、インドなどと比較検討した結果、同国を選んだという。拠点は同国の産業の中心地の一つ、ダナン市に置いている。

関連記事

おすすめ記事

ランキング

  1. 1

    【姫路市】令和5年 姫路市長選挙 開票速報(23時10分現在)開票率15.62%

  2. 2

    【姫路市】門前商店街「三十軒長屋」も魅力満載、平成中村座の姫路城公演

  3. 3

    【2024年】播磨の花火大会&夏まつり特集前編

新着記事

  1. 播磨時報2024年8月21日

  2. 【姫路市】江戸時代の三の丸大路や向屋敷庭園を再現─雅な夜を楽しむ「Himeji Castle History 鏡花水月」 22日開幕

  3. 【加西市】気球に乗ってサンタがやってくる! 気球の飛ぶまち・加西でクリスマスイベント

TOP