デンマーク発の玩具メーカー「レゴジャパン」が国宝姫路城の世界遺産登録30周年を記念し、レゴ(R)ブロックでつくる大人向けセット「レゴ(R)アーキテクチャー姫路城」を8月1日、世界130カ国以上で同時発売することになった。このほど姫路城で齋藤元彦兵庫県知事、清元秀泰姫路市長、レゴジャパンのマイケル・エベスン社長らが共同会見で発表した。
世界遺産のレゴブロックは、すでにエッフェル塔やタージ・マハルが商品化されているが、国内の世界遺産が採用されるのは初めて。「県立兵庫津ミュージアム・ひょうごはじまり館」(神戸市兵庫区)で開催される「みんなで遊ぼう!ひょうごレゴ展」(7月15日〜10月15日)がきっかけとなり実現した。
部品は2,125ピースで、完成時の大きさは高さ19、幅32、奥行き27センチメートル。天守閣群を渡櫓でつないだ連立式天守と呼ぶ構造をリアルに再現したほか、天守内部には床や柱の温もりを感じさせるデザインを施すなど、木造建築の最高峰として認知される姫路城の魅力を凝縮している。価格は公式オンラインストアで20,980円の予定。