がんについての知識を深め、健康維持に役立ててもらおうと、姫路赤十字病院(姫路市下手野)が10月26日14時から「がんについてもっと知ろう!市民講座」を開く。会場は同病院PET・コミュニティ棟の多目的ホール。
従来は大きく腹部を開いて行っていた手術を、腹腔鏡やロボットなどを用いて身体への負担を出来るだけ少なくする最新の治療方法「低侵襲治療」について、実際に現場で治療に当たっている医師が分かりやすく解説する。
内容は、「胃・食道がんに用いられるESD(内視鏡的粘膜下剥離術)」(筑木隆雄第三消化器科部長)、「様々ながん種で適応される高精度放射線治療」(武本充広第一放射線治療科部長)、「最近、保険適応となった肝臓がんのロボット支援手術」(甲斐恭平副院長)の3本。
同病院は「色々な治療方法があることを知って健康管理に役立ててほしい。知識を持つことで身近な人の力にもなれる」と参加を呼びかけている。
聴講無料で先着40人。同院ホームページ(https://himeji.jrc.or.jp)か電話で申し込む。問い合わせは総合相談支援課・相談支援センター(電話079-294-2251、平日9時~16時)。