公開望遠鏡としては国内最大の「なゆた望遠鏡」があることで知られる兵庫県立大学西はりま天文台(佐用町西河内)で12月23日13時半〜21時、「星の都のキャンドルナイト」が開催される。
JAXA宇宙教育センターの協力のもと、星砂で星座を描いたり、地球環境について考えるコズミックカレッジ(先着50人、予約優先)を小学生以下対象に開講するほか、昼間の星と太陽の観察会(13時半〜、15時半〜)やオリジナルの星座早見盤を作る天文工作教室(14時半〜)を実施。工作教室は材料費100円が必要で、先着20人を受け付ける。
また、16時半〜18時には日本スペースガード協会の浦川聖太郎氏が「未発見小惑星検出アプリCOIASを使ったスペースガードへの取り組み」について講演し、18時半から3D映像で宇宙旅行を楽しむ「3DシアターMitaka」の上映会(先着120人)、18時頃から約100個のキャンドルが灯るキャンドルタイム。
フィナーレは、100億光年もの時空を超えて宇宙の果てを見ることができるという「なゆた望遠鏡」で感動の星空を観望してもらう(先着150人)。
いずれも参加無料で、「町の明かりが少ない佐用は星空がとてもきれいで、特に今は木星が美しい時期。この機会に足を運んでいただき、キャンドルと夜空のとり合わせを楽しんでほしい」と担当者。予約、問い合わせは同天文台(電話0790-82-3886)。