姫路市は3月23日、姫路城世界遺産登録30周年記念事業を総括する式典をアクリエひめじ(姫路市神屋町)で開催する。多彩な著名人の協力を得ることで、行事を通してシビックプライドの醸成を図るとともに、今後開催される2025大阪・関西万博などのビッグイベントに向けて観光誘客の促進につなげていく。
13時半から約3時間。第1部は、特別映像の上映や地元の魅力を国内外に発信する「オールひめじ・アーツ&ライフ・プロジェクト」に参画している東京芸術大学・日比野克彦学長によるトークショーなど、第2部には同市にゆかりのあるタレントが多数祝いに駆けつける。
トップバッターはコンビの1人が同市出身の漫才師「ミルクボーイ」による特別記念漫才、続いて市の観光PRサイト「ひめじかん」に出演する俳優でアーティスト・のんさんと昨年の大河ドラマ「どうする家康」で千姫を演じた俳優・原菜乃華さんからのビデオメッセージ上映。
万博に関する講演を挟んだ後、フリーアナウンサー・八木早希さんの進行で日比野学長や同市出身の俳優・木月あかりさん、清元秀泰市長が「姫路城の『美』千年未来へ」をテーマにトークセッションし、フィナーレでは姫路ふるさと大使で同市出身の歌手・丘みどりさんが生歌を披露する。
開催にあたり、市は観覧者を無料招待する。定員1500人で応募多数の場合は抽選。2月16日までに特設ホームページ(https://www.city.himeji.lg.jp/worldheritage30th/ceremony/)の専用フォームから申し込む。問い合わせは平日10時〜17時に記念式典事務局(電話06-6131-6100)。