暖冬の影響で今年の梅の開花は早く、2月下旬に満開を迎える所もあるとか。観梅期間中は、各所でイベントや夜間ライトアップなどが実施される。播磨の主な観梅スポットを紹介。
【世界の梅公園(たつの市御津町)】
観梅期間は3月25日(9時~16時半)までで、期間中は無休。見ごろは3月上旬。9日と10日は開園時間を21時まで延長して夜間ライトアップ、10日(13時半~17時)には梅の香コンサートもある。入園料は高校生以上400円、小・中学生200円。市ホームページで開花情報を公開中。御津自然観察公園(電話079-322-4100)
【綾部山梅林(たつの市御津町)】
広大な綾部山丘陵に位置する西日本随一の梅林。観梅期間は3月20日(9時~17時)まで。ひと目2万本と言われる梅が一面に花を咲かせ、眼下には瀬戸内海の見事な景色が広がる。期間中は風景写真コンテスト、猿まわし(土・日・祝、平日は要確認)や琴の演奏会(23日)、餅つき大会(24日、2日)、御津梅太鼓(3日)、梅の種とばし(10日)などイベントが満載。入園料は梅ジュース付きで大人500円、小人400円。電話079-322-3551。
◇観梅期間中、世界の梅公園と綾部山梅林の両園を訪れた人に、2園目に来園した施設の入園料を割引中。綾部山梅林または世界の梅公園で通常料金の入園券を購入し、その際に受け取った半券をもう一方の園で提示すると、その入園料が大人200円、小人100円割引に。2園目の入園が別日でも割引になる。
【好古園(姫路市本町)】
3月3日まで梅花展。濃い紅の花をつける八重寒紅はじめ白玉梅や枝垂見驚など様々な品種の梅が見ごろを迎えるほか、梅の盆栽の展示も。9時から17時。入園料は18歳以上310円、小・中・高生150円。電話079-289-4120。
【曽根天満宮(高砂市曽根町)】
約40種200本の梅が見ごろを迎える。3月2、3日(10時~15時)は梅まつり。しの笛の演奏会(両日)や書道パフォーマンス(3日)が行われるほか、和菓子とお茶の振る舞い(400円)やソープカービング体験、小物雑貨や梅干しの販売もある。電話079-447-0645。
【みとろフルーツパーク(加古川市上荘町)】
広大な敷地に植えられた玉英、白加賀、豊後、しだれ梅など約200本が順次開花する。見ごろは2月末。園内には、昨年リニューアルオープンしたグラスハウスがあり、屋内公園ほか、ピザやパニーニ、自家焙煎コーヒーが楽しめるレストランや植物、ガーデニンググッズを扱うショップも併設している。4月にはキャンプやグランピングができる宿泊施設もオープン予定。入園無料。電話079-428-1113。