昨年6月に姫路城世界遺産登録30周年記念で催されて話題を呼んだ「姫路城200本のトランペット」が、今年は規模を拡大し、「姫路城1000本のトランペット」として9月22日夕刻、姫路城三の丸広場で開かれる。
昨年は当初、出演者100人で予定していたが、予想に反して全国から倍以上の応募があったことから、世界遺産登録のメモリアルということに照らし、選考を行わず全員に出演してもらったという経緯がある。あまりの反響に、今回は1000人を募ることにした。昨年同様に東京藝術大名誉教授の杉木峯夫氏が指揮・音楽監督を務め、プロ奏者20人も加わって演奏を盛り上げる。
資格はプロ、アマ問わず、楽器を自身で用意できること、必ず本番に参加できること、最低1回は練習に参加できることが条件。演奏曲目は、世界遺産30周年を記念して作曲されたファンファーレ「白鷺の翼」のほか、「海を越える握手」(スーザ)、「我が祖国よりモルダウ」(スメタナ)など。 参加料は一般2千円、高校生以下無料。申し込みは市文化国際交流財団のウェブサイトで6月14日まで受け付ける。問い合わせは同財団(電話079-297-1141)。