江戸時代に整備された播磨国姫路と因幡国鳥取を結ぶ因幡街道や全国名水百選に選ばれている千種川沿いを走り抜けるサイクリングイベント「因幡街道・千種川ロングライドin佐用」が、今年も晩秋の11月10日に開催される。『いなちく』の愛称でサイクリストに親しまれ、7回目となる今回も「この道、おいしい。」をテーマに、沿道の住民たちがコースの各ポイントで地元グルメの数々を用意してサイクリストをもてなしてくれる。
コースは、南光スポーツ公園(佐用町林崎)を起点に、宍粟市や岡山県の西粟倉村と美作市を経由して同公園まで戻ってくる約92キロメートル。獲得標高約1,200メートル、最大斜度は10%以上を越えるが、いなちくの特徴でもある「ワープシステム」を使用すれば初心者でも無理なく楽しめる。スタートは8時20分。
参加費9,000円、スポーツイベント専用申し込みサイト「スポーツエントリー」で先着700人を受け付けている。問い合わせは佐用町商工観光課内の実行委員会事務局(電話0790-82-0670)。