【姫路市】姫路信金が今年もフードドライブ 職員からの1050点をNPOに寄付

経済・企業

 信用金庫法が施行された日にちなんで制定された「信用金庫の日」(6月15日)にあわせ、姫路市に本店を置く姫路信用金庫(同市十二所前町、三宅智章理事長)がフードドライブを実施した。
 家庭で余っている食品を廃棄せず、それを必要とする福祉団体などに有効活用してもらう活動で、同金庫ではSDGs宣言を機に2022年以降、毎年夏に行っている。今年も全職員に呼びかけたところ、食品や飲料などが1050点集まったので、NPO法人フードバンクはりま(同市飾東町豊国)へ寄付した。同法人が食べることに困っている世帯へ届けてくれる。
 7月26日の贈呈式で寄付目録を受け取った同法人の辻本美波理事長は、「コロナ収束後も物価高騰で困窮世帯が増えている。夏休み期間中は在庫食品が一気に減るので、この時期の寄付は非常にありがたい」と感謝。同金庫は「地元でさらに支援の輪が広がっていくことを期待し、これからも寄付活動を続けていきたい」と話した。

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