5年ぶりに復活する「姫路みなと祭海上花火大会」で、初めて有料観覧エリアが設けられることが決定した。
兵庫県内では最大級となる迫力満点の10号玉をはじめ、種類豊富な約5,000発が炸裂する夏の風物詩だが、災害級とも言われる近年の夏の暑さを考慮し、今年は2カ月ずらして9月21日(荒天の場合は順延)の開催となる。姫路港(飾磨地区)を会場に18時30分から19時45分まで予定、姫路港では初となるドローン200機のショーがオープニングを飾ることも決まった。
有料観覧エリアは、解体された旅客ターミナルの跡地東側に設定。広さ2×3メートルで8人まで着座可能な枡席を10,000円で220区画(ブロック指定)、同じ広さだがカメラマン席の後方になる訳アリ枡席を8,000円で15区画用意する。カメラマン席は広さ1.5×2メートルの定員2人で5,000円とし、カメラと三脚を持ち込みすることが条件。3席種とも露店エリアに近く、レジャーシートやイス、テーブルの持ち込みを認めている。露店は現在、従来の倍近い160店を目指して募集中。
また、これらの席の南に1人用のフリー席(当日1,000円、前売850円)、さらに南側に無料観覧エリアを設けることにしている。
観覧席は8月9日14時から9月20日14時までチケットぴあで前売りするほか、当日も14時から飾磨津臨港公園で販売する予定。8月中旬から姫路市ホームページで空席情報を順次更新していくという。