全国各地の蔵が仕込みを始める10月1日「日本酒の日」にちなむ「全国酒まつり」が9月29日15時~19時半、姫路市神屋町のアクリエひめじ展示場で催される。播磨広域連携協議会とはりま酒文化ツーリズム協議会(事務局はいずれも姫路市)、姫路酒造協同組合などの主催。
当日は、県内外約70の酒蔵から酒米の王様「兵庫県産山田錦」で醸した選りすぐりの日本酒約100種類が集結。会場で現金1,000円を寄附すると軍師官兵衛が愛用した合子形兜(ごうすなりかぶと)を模した官兵衛盃と日本酒や簡単なおつまみセットと交換できるチケットが5枚もらえ、そのチケットを使って日本酒の飲み比べを楽しんでもらうというシステム。3枚で純米大吟醸酒か大吟醸酒、2枚で純米吟醸酒か吟醸酒と交換でき、チケットが無くなればさらに500円以上を寄附することで5枚綴りが追加でもらえることになっている。集まった寄附金は必要経費を除き、今年1月に発生した能登半島地震の被災地に送るという。
15時開会。16時から国税局の鑑定官が日本酒の知識や楽しみ方を講話する「きき酒講習会」や日本酒の種類当てを競う「きき酒大会」、17時半から世界で活躍する和太鼓奏者・陽介氏による豪快な和太鼓演奏、18時から鏡開きや一斉乾杯の「乾杯セレモニー」で会場を盛り上げる。日本酒と日本文化を世界に発信する2024 Miss SAKE 兵庫で女優の阿江春果さんも来場する。「きき酒大会」は9月27日正午までに同市公式ホームページ(https://www.city.himeji.lg.jp/shisei/0000024624.html)からエントリーが必要。定員は15人程度で、若い世代に日本酒の魅力を知ってもらいたいとのコンセプトから応募多数時は20代を優先して抽選する。
閉会は19時半を予定するが、それまでに酒が無くなってしまえば、その次点で終了となるので早めに会場入りしよう。