播磨国総社(姫路市総社本町)で、播磨地方の秋祭りの最後を飾る「霜月大祭」が始まった。
養和元年(1181)に播磨国内16郡大小明神174の神々を併せ祀って以来、840年以上の歴史を誇る地域の代表的な伝統行事。「ひめじ祭り」とも称される。
13日に白浜海岸での神事「潮かきの儀」で開幕し、14日は9時から氏子による大神輿渡御(神門前〜南鳥居)が行われる。15日には崇敬者大祭が行われ、最終日の16日は氏子6校区の子供神輿が各区域を巡行する。期間中、境内の長生殿で神賑わい行事も同時開催する。主な行事は次の通り。
[14日]
11時 和太鼓(神姫ひかり幼児園)
11時半 合唱(女性合唱団 コール・ブルーメ)
正午 詩舞と吟詠(大日本敬天社 早渕流、吟道 摂楠流)
14時半 歌のフェスティバル(城巽ボイセス、スターダスト姫路、ワンネスエコー混声)
[15日]
11時半 安井太鼓(安井真人)
正午 日本舞踊(朋寿会)
14時 吟詠と剣扇舞(鷺城流 喜多鷺城門下、冠翔流 喜多冠翔門下)
16時 阿波踊り(姫路・城東連)
[16日]
10時 銭太鼓・三味線・舞踊・尺八(三美会)
正午 南京玉すだれ(南京玉すだれ船場教室)
13時 演武(姫路古武道連盟)