姫路城北東エリアの野里商店街周辺で、恒例の「お夏清十郎まつり」が8月9日15時〜21時に開催される。
約350年前の姫路で実際に起きたお夏と清十郎の身分違いの悲恋を偲んで毎年8月上旬に催されている行事。お夏・清十郎顕彰会とお夏清十郎まつり実行委員会が主催する。
会場の慶雲寺(同市野里慶雲寺前町)で15時から人形浄瑠璃や紙芝居が行われ、16時からの供養祭には野里在住で市内の高校に通う鉄川琴音さんがお夏役、大学生の小泉陽暉さんが清十郎役に扮して登場する。また、同寺南側の駐車場では地元中学生の吹奏楽や小学生・保育園児らによるダンスショー、地元よさこいチームやフラ・グループ、ヴァイオリニストのステージ披露が続き、17時半からは姫路市消防音楽隊パレードもある。本格的なインドカレーや焼き鳥、うどんなどの地元飲食店や雑貨店、生花店など過去最多の約50店が出店し、商店街の沿道を埋め尽くす。
お夏と清十郎の悲恋に思いを馳せながら、ステージやグルメを満喫してほしい。