貨幣処理機大手グローリー(姫路市下手野)は、現金だけでなくクレジットカードや電子マネー、各種QRコードなど多様な手段で決済可能な飲食店向けセルフオーダー機「FGK」シリーズを開発した。人手不足への対応に加え、感染症対策としても業務の非接触・セルフ化ニーズが高まっている外食・中食チェーンをメインターゲットに、10月31日に発売する。
「前払い/後払い」「イートイン/テイクアウト」「昼/夜でのメニュー切り換え」など、店舗形態に応じた注文システムを構築できるほか、同社のデータ活用サービス「BUYZO」を組み合わせることで、来店客の属性、購入データ、滞在時間などのデータを収集・分析できるようになるので、店舗運営効率の改善や集客力向上にもつなげられるという。日本語以外に英、中、韓国語にも対応する。