姫路市坂田町の法華宗寺院「妙行寺」で2月3日、焼ドーナツを楽しむ会が催される。ドーナツを仏法の象徴で車輪の形をした輪宝に見立て、「ドーナツを食べながら気軽に仏様の教えに触れてもらいたい」と上田英尊住職(37)が企画した。今回で2回目。
沖縄の人気ドーナツ店「Downtown Donuts」が監修したという米粉の「輪宝ドーナツ」は、もっちりとした食感と優しい甘さがクセになる美味しさ。ほかにも節分の日にちなみ、ユニークな恵方ドーナツも登場予定。飲み物は甘酒やお茶、日本酒、自然派ワインなどが提供される。上田住職は「仏の道を志す者は皆、どのような時も心穏やかな境地を目指す。気持ちの良い空間とこだわりの器、身体に優しい食材を用いたドーナツや飲み物とともに穏やかな時間を過ごし、そこから何かを感じてもらえれば」と話す。
同寺南の東天山會舘1階ホールで11時から17時まで。参加無料。電話079・222・3273。