福崎町の福崎秋まつり(10月29日、町文化センター)で、同町ふるさと大使の就任を披露する漫才が行われた。
大使に就任したのは女性お笑いコンビ「アルミカン」のボケ役、赤阪侑子さん。そもそも同町に縁のない赤阪さんだったが、今年5月の町制65周年記念で催された「NHK上方演芸収録会」に出演した際、風貌が同町の人気キャラクター「河童のガジロウ」に似ているとSNSで評判になり、8月の「妖怪ベンチSNSフォトコンテスト」ではガジロウと将棋を指している写真で「妖怪で賞」を獲得。これを機にSNSで自らをガジロウの妹「ガジ子」と呼んで積極的に同町をPRし続けたことが住民に喜ばれ、大使就任を打診されるに至った。
ステージでは、初めに尾﨑吉晴町長と薄気味悪いガジロウが登場し、ユーモアを交えたミニ漫才さながらのトークで赤阪さんを紹介。相方とのコンビで登場した赤阪さんは、漫才をしながら最近習得したという皿回しを披露。さらに回っている皿を頭に載せると、会場から大きな拍手が沸いた。赤阪さんは「福崎町を盛り上げていけるよう頑張りたい」と意気込みを語っていた。