世界遺産登録30周年を迎えた姫路城で、城周辺観光ループバスがリニューアルする。運行を担う神姫バス(姫路市西駅前町)が12月11日13時~13時半、姫路城南の家老屋敷跡公園でお披露目式を実施する。
姫路城周辺に点在する美術館や文学館、好古園などを周回している観光ループバス。現在走行中のディーゼルエンジン搭載レトロ調ボンネット型バス2台は引退することになり、新たに小型電気バス「J6」が導入される。
「J6」は、新開発のバッテリーを搭載することで航続距離を220キロメートルまで伸ばすことに成功したBYDジャパン(横浜市)の新型車両。国内で導入されるのは姫路が初めてという。
式典には神姫バスの長尾真社長や姫路市の清元秀泰市長も参加、除幕して綺麗にラッピングされた車体を披露する。車両は17時まで展示し、来場者には記念カードを500枚限定で配布する。
運行開始は来年1月以降の予定。運賃は大人1回190円。