がんについての知識を深め、自らの健康維持に役立ててもらおうと、「がんについてもっと知ろう!市民講座」が2月17日14時からアクリエひめじ(姫路市神屋町)の会議室で開かれる。姫路赤十字病院(同市下手野)の主催で53回目。「がんと遺伝の関係〜わたしのがんは遺伝しますか?家族のがんは遺伝ですか?〜」をテーマに、遺伝医療に詳しい講師陣が分かりやすく講演する。
岡田裕之病院長と医師でもある清元秀泰姫路市長の挨拶の後、三木義男・東京医科歯科大名誉教授が遺伝性乳がんと卵巣がん、田村和朗・姫路赤十字病院遺伝診療部医師が遺伝性大腸がんについて講演。さらに、甲斐恭平・同病院副院長兼遺伝診療部長が、播磨地域で先駆的に取り組んでいる遺伝医療の内容について解説し、その後に質疑応答の時間も設ける。
同病院は「自分の遺伝子の特徴を知ることで、がんの予防や早期発見に繋がることを理解してもらい、健康管理に役立ててほしい」と参加を呼びかけている。
聴講無料で先着100人。同院ホームページ(https://himeji.jrc.or.jp)から申し込む。問い合わせは同病院(電話079-294-2251、平日9時~16時)。