みんなで元気に冬を乗り越えようと、冬至の12月21日10時~15時、JR姫路駅前にある駅北にぎわい交流広場で「冬至グルメマルシェ」が開催される。
農水畜産物の地域内流通促進や新商品開発などに取り組む中播磨地域の12団体で組織する「中播磨『海・里・山』をむすぶ『食』の研究会」(小川陽平会長)が、葉物野菜など農作物や冬至ならではの柚子、かぼちゃを使ったスイーツなどを販売する。主催者事務局は「中播磨の食材を多くの人に知ってもらい、毎日の食卓に取り入れてほしい」と話している。
またこの日は、同じ場所で姫路市が「姫路安富ゆずフェア」を同時開催。姫路市安富町特産のもぎたて柚子や柚子の加工品を販売するほか、特設ブースを設けて生産者と商工業者のマッチング商談会を実施する。会場でアンケートに回答すると、柚子のプレゼント特典もある(11時〜と13時〜に各回先着100人)。
日本では古来、「冬至は一年で最も太陽の力が弱まる日」とされ、柚子を食べて邪気を払ったり、柚子湯に入って体を温めたりする風習がある。一年の締めくくりにふさわしく、厄を追い払い、無病息災を願うための両イベントに参加してみて。