播磨の梅2025 各地で梅まつり

食・遊・学

 まだまだ寒い日は続くものの、立春が過ぎて暦は春。鮮やかなピンク色や雪のような白い花が一斉に咲き、辺りは甘い香りで満たされる観梅シーズンが到来した。梅の開花に合わせて、各地ではイベントも開催されるので、ひと足早い春を感じに出かけてみよう。播磨の観梅名所を紹介。

【綾部山梅林(たつの市御津町)】
 広大な綾部山丘陵に位置する西日本随一の梅林。観梅期間は3月20日(9時~17時)まで。ひと目2万本と言われる梅が一面に花を咲かせ、眼下には瀬戸内海の見事な景色が広がる。期間中は風景写真コンテスト、猿まわし(3月20日までの土・日・祝、平日は要確認)や琴の演奏(23日)、餅つき大会(22日、1日)、太鼓演奏(3日)、梅の種とばし(9日)などイベントが満載。入園料は梅ジュース付きで大人500円、小人400円。直ぐ近くにある世界の梅公園にも入園すると大人200円引、小人100円引になる(別日の入園でも可)。電話079-322-3551。

【好古園(姫路市本町)】
 2月22日から3月2日まで梅花展。濃い紅の花をつける八重寒紅はじめ白玉梅や枝垂見驚など多彩な品種が見ごろを迎えるほか、梅の盆栽展示も。9時から17時。入園料は18歳以上310円、小・中・高生150円。電話079-289-4120。

【曽根天満宮(高砂市曽根町)】
 約40種200本が見ごろを迎える。3月1、2日(10時~15時)に梅まつり。1日10時半から二胡の演奏、11時半から地元学生による書道パフォーマンス、14時半から篠笛演奏会。2日は10時半から篠笛演奏会と筝曲演奏会が続く。両日、ガイドと一緒に神社を周るツアー(10時~、13時半~、30分程度)や境内の梅を使用した梅干の販売(11時~)ほか、和菓子と梅こぶ茶の振る舞い(400円)や手作り雑貨の出店もある。電話079-447-0645。

【みとろフルーツパーク(加古川市上荘町)】
 広大な敷地に植えられた玉英、白加賀、豊後、しだれ梅など約200本が2月から3月にかけて順次見頃を迎え、同時期に開花する菜の花も一緒に楽しむことができる。園内の展望台からは瀬戸内海が一望でき、敷地内のグラスハウスでは、ピザや自家焙煎コーヒーを屋内公園で楽しめるレストランや植物とガーデニンググッズを扱うショップも併設している。入園無料。電話079-428-1113。

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