『元気・活気・勇気を与える言葉』として知る人ぞ知る「ペップトーク」について学ぶスポーツ講座が3月8日13時〜14時半、姫路市役所北別館(姫路市安田4-1)の中会議室で開かれる。
「ペップ」は英語で元気・活気・活力という意味があり、ペップトークとはアメリカでスポーツの試合前に監督やコーチが行っている短い激励スピーチのこと。短く簡単かつ肯定的な言葉を駆使して選手を鼓舞するトーク術は多くの種目で取り入れられている。
講座では、「叱るより褒めて伸ばしたいのだけれど、具体的にはどうしたらいいのか?」とか「褒めるとどういう効果があるのか?」といった保護者や上司の疑問に対し、相手のやる気を引き出す正しい褒め方のコツや実践方法などを分かりやすく伝授する。
講師は日本を代表するアスレチックトレーナーで、女子バレーボール「NECレッドロケッツ」のコンディショニングアドバイザーでもある岩﨑由純氏。岩崎氏はアメリカ留学中にペップトークの迫力・想い・魅力を体感、帰国後は日本初のアスレチックトレーナーとして数々のスポーツ現場で活躍するとともに、ペップトークをスポーツだけでなく、教育やビジネスの世界にも普及させるため、精力的に全国を巡っている。
聴講無料。姫路市や加古川市など播磨圏域8市8町に住む人を対象に定員180人(先着順)。専用フォーム(https://www.city.himeji.lg.jp/kanko/0000029306.html)から3月3日までに申し込む。
スポーツの現場はもちろん、家庭や教育現場、職場でもすぐに実践できるペップトークをこの機会にマスターしよう。問い合わせは、姫路市スポーツ振興室(電話079-221-2796)。