創立50周年を迎えた「国際ソロプチミスト姫路」(前川晶子会長、26人)が3月30日、記念事業の一環で開院間近の兵庫県立はりま姫路総合医療センター(姫路市神屋町、愛称=はり姫)に車イスを寄贈した。
女性キャリアの奉仕団体。チャリティーバザーの収益金などを原資に各種ボランティア活動を展開しており、今回の記念事業では昨夏から姫路聖マリア病院に重度障害用の訓練機器、姫路赤十字病院に子ども用遊具、市の男女共同参画推進センター・国際交流センターに体温監視カメラシステムなどを贈ってきている。
はり姫には大人用の高機能タイプ2台と子ども用2台を贈った。贈呈式で木下芳一院長は「はり姫は一流の機器と医師が集まって日本を代表する病院になるが、この車イスのように患者に寄り添う姿勢を大事にする良質なチームを形成していきたい」と決意を新たにしながら感謝を述べていた。