がんについての知識を深め、健康維持に役立ててもらおうと、「がんについてもっと知ろう!市民講座」が2月12日14時からアクリエひめじ小ホール(姫路市神屋町)で開かれる。姫路赤十字病院(同市下手野)の主催。ちょうど50回目の節目で、対面形式では3年ぶり。「がんと遺伝について」を題材に、ゲノム医療や遺伝医療のエキスパートが講演する。
冒頭に岡田裕之病院長と医師でもある清元秀泰姫路市長が挨拶。14時20分から「知っておきたいがんとゲノムの基礎知識」(稲澤謙治・東京医科歯科大リサーチコアセンター長)、「遺伝を知ることでがんを予防する」(平沢晃・姫路赤十字病院遺伝診療部医師)、「遺伝カウンセリングを知っていますか」(藤田裕子・同病院認定遺伝カウンセラー)、「遺伝性腫瘍に対する当院のサーベイランス体制」(甲斐恭平・同病院副院長)の4本の講演が続く。
同病院は「これからは個々の遺伝子の変化に合わせ治療を行うゲノム医療の時代がやってくる。遺伝とがんについて正しく理解してもらい、健康管理に役立ててほしい」と参加を呼びかけている。
聴講無料で先着100人。同院ホームページ(https://himeji.jrc.or.jp)から申し込む。問い合わせは総合相談支援課・相談支援センター(電話079-294-2251、平日9時~16時)。