【姫路市】元気になれる居場所にしていきたい─、はり姫に認知症カフェがオープン

社会・行政

 認知症専門の医療部門を持つ兵庫県立はりま姫路総合医療センター(通称=はり姫、姫路市神屋町)で、認知症患者やその家族が集まって交流したり、医師や看護師などに相談できる認知症カフェ「オレンジカフェはり姫」が、姫路市の委託を受けて5月に誕生した。
 市内の認知症カフェは、昨年に医療法人公仁会姫路中央病院(同市飾磨区三宅)で誕生した「よつばカフェ」が第一号。今年4月には社会医療法人恵風会高岡病院(同市西今宿)でもスタートしており、これで市内全ての認知症疾患医療センターで認知症カフェが備わったということになる。
 はり姫での初回5月16日には10数人が集まり、患者らが認知症と診断された後の気持ちや家族に対する思いを吐露。互いに共感する場面が見られ、次回も参加したいという声が上がったという。はり姫の担当者は「認知症の対応方法を知りたい、認知症であっても安心して暮らしたいという方々が気軽に集まり、元気になれる居場所にしていきたい」と話している。
 教育研修棟1階か院内6階の中会議室で、毎月第3木曜日(8月と3月を除く)の13時半から15時まで参加無料(駐車料金は実費)でオープン。はり姫内の同センター(電話079-263-8319)に電話で申し込む。

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