シビックプライドの醸成と都市イメージの向上を図るため、姫路市が募集していた同市のブランドメッセージが市民投票の結果、「住むほどに〝好き〟が深まる〝姫〟のまち」に決定した。市民が自由に生活を満喫し、歳を重ねるごとに一層好きになっていくまちであることを表現している。
同市は昨年、公募市民で立ち上げた「ひめじ大会議」でブランドメッセージ候補を多数寄せ合い、年末に「住むほどに~」「ひめたるひめじ」「〝人〟がまじわる〝旅〟がはじまる」の最終候補3案を選出、1月から2月にかけてオンライン投票を実施した。
投票総数は2万2425票で、「住むほどに~」が1万4票を獲得し、8372票の「ひめたる~」と4049票の「〝人〟が~」を抑えてトップになった。
同時にロゴマーク(上図)も決定した。姫路城を中心に市鳥シラサギや市木カシの木、姫路駅前の商業ビル、海などをイラスト化し、平仮名の「ひ」で包容。「何でもまるっと揃うまち」をイメージして全体的に丸みを持たせたデザインになっており、イラストの海面ではハートマークで千姫の葵紋と家島諸島を表現している。
マークは今後、市の刊行物や職員の名刺デザイン、メール署名欄に掲載していくほか、横断幕やステッカーなどPRグッズも作成し、各種プロモーションで利用していく。